筋肉は揉んで解すよりも力を入れたほうが効果的です。筋肉は力を入れると収縮します。その後、力を緩めると弛緩(脱力)します。この筋肉の性質を利用して肩こりの軽減を図る方法です。両肩を上がるところまで上げて、その後下げるようにし、繰り返し行うことが良いとされています。

自律神経は運動する時などに働く交感神経と眠るときやリラックスする時に働く副交感神経があります。目を閉じることで視覚刺激を遮断し、副交感神経が優位に働きます。また深呼吸はリラックスするのに最適な手段と考えられています。深呼吸することで呼吸を行う筋肉が大きく働き、肩こりの軽減が見込めます。ぜひ一度行ってみてください。

ウォーキングやジョギングを行うことは身体的にも精神的にも良いとされています。下半身を中心に動かす運動ですが肩こりにも大きな影響を与えます。下半身には大きな静脈がいくつもあり、歩いたり走ったりすることで血行が良くなります。その結果、筋肉に栄養がいき、肩こりが改善します。無理せず5～10分でも良いので続けることが大切です。